レイ・ロック
1954年、ミルクシェイク用ミキサーのセールスマンで企業家のレイ・クロックが、ミキサーを売りに兄弟の店にやってきたとき、マクドナルドの仕組みについて興味を持った。
特に興味を持ったのは兄弟の回転が大変速く、相当数の人数の客を次々とさばけることだった。
すっかり感心したクロックは、ミキサーのメンテナンスでレストランにやってきたとき、システムをフランチャイズ形式にして、システムそのものを売る商売を始めてはどうかと勧めた。
兄弟は「自分達の為にこの店をやっているだけで、フランチャイズをするつもりは無い」と消極的だったが、結局「兄弟はこの店以外干渉しない」「クロックはこの店には干渉しない」「マクドナルドという名とシステムは、クロックが事業に使う」で合意、兄弟が要求した契約金もかなり高かったものの、クロックの野望は第一歩を踏み出す事が出来た。
クロックはマクドナルドを売り込むために熱心に働き、近々できるディズニーランドの中にマクドナルドのレストランを入れるように積極的に、ウォルト・ディズニーにも直接会って売り込んだ。
この試みは失敗。
結局クロックは、イリノイ州デスプレーンズに最初のフランチャイズ店を出店、即大成功となり、さらに1955年3月2日、新しい会社"McDonald's Systems Inc."を作る。
同年4月15日にクロックが直営店1号店をシカゴにオープンさせた。
1960年には、社名を"McDonald's Corporation"に変更した。